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【1935年(昭和10年)】第1回帝國大學ホッケーリーグ戦、東大本郷(9/6~8)

本戦 京都 東京 北海道  九州 (主将)
 1.京都 △ 2-2 〇 4-1 〇 11-0  井田
 1.東京 △ 2-2 〇 5-1  
 3.北海道 ● 1-4 ● 1-5 〇 5-4  
 4.九州 ● 0-11 ● 4-5  
(資料)須谷顧問、京大十年史、北大50年史
2023/12 京大記事 追加

優勝は、京都・東京、以下、北海道、九州

文部省後援第一回帝大ホッケー・リーグ遠征記

「京大十年史」p126

九月三日午後一時三十六分京都驛發「つばめ」號にて出発。井田、飯田、國岡、柏熊、相良、太田、宅、清水、小森、本田、草薙、丸毛、津輕の十三名、部長の見送りあり。全員必勝の意氣に燃えて車中の人となる。木村、小林、中西氏の見送りありたり。 途中名古屋より上田合流して全員十四名、國井先輩驛頭に送り下さる。横濱にて淺井先輩の出迎えを受く。 大水、佐原先輩の出迎えを受けて九時東京着。赤門前大野屋にて上京最初の夢をむさぼる。 

九月四日、八時起床、午前中輕く練習す。夜委員會ありてスケージュール決まる。

九月五日、午前練習、午後自由行動  夜五時半より東大山上御殿にて懇親會ありたり。會終りて審判委員会會あり。此の會に大水先輩並び井田主将の出席あり。

九月六日、午後一時半東大福島氏の司會にて開會式を宣さる。東大井口部長の開會の辭・林會長の挨拶、文相代理の文相祝辭代讀ありて二時將に待望のリーグ戦の幕ぞ切辭さる。 京大對北大戦 審判 横山、中岡兩氏 京大4(3-0 1-1)1北大 本學勝

九月七日、京大對東大戦 審判 國井、横山兩氏 京大2(0-1 2-1)2東大 引分

九月八日、京大對九大戦 審判 中村、横山兩氏 京大11(3-0 8-0)0九大 本學勝 試合終わりて閉会式、優勝校は京大、東大兩校となる。